【雨上がりの山中湖】

【濡れ落葉の面白さ】で紹介できなかった今年最後の黒富士と雲の様子です。

山中湖からの黒富士と雲1
山中湖からの黒富士と雲_1 秋の雲が整然としている。

【富士山 初冠雪】の通り、10月10日夜あたりに降った雪は根雪となって、来年の8月位まで白いものが残るでしょう。

最後の名残というわけで少し10月2日の写真をアップします。

山中湖からの黒富士と雲2
山中湖からの黒富士と雲_2 雲は動きつつ、湧きつつ
湧き上がる秋の雲1 山中湖から
湧き上がる秋の雲_1 山中湖から見上げる

 

湧き上がる秋の雲2
湧き上がる秋の雲_2
秋の雲と太陽 山中湖から
秋の雲と太陽

雲や富士山は明るい光に満ちてました。

【濡れ落葉の面白さ】

嵐のような一夜の後、抜けるような秋空が広がってます。
雲の変化を撮りたくて、10月2日、富士山周辺に撮影に出掛けました。

雲の様子は別のページ、【雨上がりの山中湖】で紹介。

山中湖から見た富士山
山中湖から見た富士山と赤松

山中湖では色づき初めた葉や木の実のほか、沢山のテニスボールに混じって70cm以上もある鯉が岸辺に漂流していて、安全そうな水中もかなりデンジャラスだった模様。

まだ息があり目を剥いています。

山中湖で漂流するコイ
山中湖で漂流するコイ

一体どうしたのか?

先日オムスビをやったコイの恩返しか?とも考えましたが、
少し触ってそのままにしておきました。

脳裏には味噌味の鯉コクが・・・・・・。

鯉は、生きているうちにちゃんと泥を吐かせないと、結構泥臭いもの。
特に天然物は。

サイクリングロードの濡れ落葉 桂など
サイクリングロードの濡れ落葉 桂など

道路にも枝が多く、観光地はすぐに片付けられて安全になるのですが、訳がわからないモノが落ちてる意外性が面白い。

まだ熟してないコブシの実 
まだ熟してないコブシの実

立ち止まって路面観察。

緑のプロペラは寄生植物のヤドリギの葉
緑のプロペラは寄生植物のヤドリギの葉
ヒノキの葉はサンゴのよう
ヒノキの葉はサンゴのよう
路面に描かれたヒノキの落葉のドローイング
路面に描かれたヒノキの落葉のドローイング

「濡れ落葉」は別の意味を加えられ、悪い印象の言葉になってしまいました(笑)。

落花の美、落葉とともに
落花の美、 落葉とともに

でも、本物の濡れ落葉の美しさは花と同じで、短命で儚(はかな)く、素晴らしいものです。

【中秋の名月】超月

昨日は、超月(スーパームーン)ということで、肉眼でも1-2割大きく見えましたね。

写真の解像度は、残念ながらカメラの限界。
よく見ると月も真ん丸でなくって結構凸凹、と余計なことを。。。

満月
大きな月です 輪郭が少し凸凹
ススキと薄雲を照らす月
ススキを照らす月。雲が彩雲のように色付いてます。

【隠れ富士八景】

富士山の頂上こそ見えませんが、2015年9月18日は雲の動きが特別な日でした。

忍野村から見る富士山
忍野村から見る富士山。 ここは前景が拓けていて左右の山裾まで見られる特別な場所。

山中湖に原付きバイクで駆けつけて撮影。

山中湖から見る富士山と雲1
山中湖から見る富士山と雲_1 湖面の様子に普段と違う野趣を感じる。 人間がまだ人間になってなかった時代のような原初的光景。
山中湖から見る富士山と雲2
山中湖から見る富士山と雲_2 この爆発感。 現実には静寂の中で光と雲とが入り交じる。
山中湖から見る富士山と雲3
山中湖から見る富士山と雲_3 常に、何処かで、このような創造が行われていることの不思議。

河口湖でなくて忍野から山中湖に駆けつけて正解。

富士山への雲の回りこみが違うのです。

山中湖から見る富士山と雲4
山中湖から見る富士山と雲_4 空気の層と山塊という異質なもの同士のぶつかり合い。
山中湖から見る富士山と雲5
山中湖から見る富士山と雲_5 僅かにしか見られない奇跡のような瞬間。 このブログの左の部分(PCサイズ)に使用中の写真。
山中湖から見る富士山と雲6
山中湖から見る富士山と雲_6 荘重なる夕暮れ時。

風もあり、観光客はまばらで大した関心を見せない中、あるホテルの女性従業員が飛び出してきてスマホで撮影して、すぐに業務に戻っていった。

山中湖から見る富士山と雲7
山中湖から見る富士山と雲_7 生き物のような景色。 絶景なのだが、雨も降り始めた。 そろそろ引き際を考える時間。

帰りは雨に降られましたが、良い写真が撮れました。

山や旅での経験上、撮影なんか投げ出したくなる時ほどリスキーな状況で良い写真が撮れることが多い。

後から「撮ってればよかった」と思っても、絶対に!2度目の機会はない。